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【乃木坂46】29thシングル「Actually...」が欅坂っぽい!?5期生センターや炎上、曲のなどの考察。欅坂より攻めてる説!?

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乃木坂46】29thシングル「Actually...」が欅坂っぽい!?5期生センターや炎上、曲のなどの考察

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2月21日~2月23日に行われた乃木坂46時間TV」で初披露された「Actually...」。

 

曲調や世界観が今までとは異なった楽曲となった。

 

新たな挑戦をした乃木坂46だったが、ファンには『欅坂っぽい』や『乃木坂らしくない』といった声も…。

 

実際に聞いた感想や今までとの比較をして、どのように異なるのかを考察。

 

 

5期生センターについて

乃木坂4629thシングル「Actually...」のセンターは5期生の中西アルノとなった。

 

中西アルノ

 

 

2022年2月1日に加入が発表され、約2か月弱でセンター就任となり、乃木坂46史上最速で、最短記録となった。

 

『センターになるのが早すぎるのではないか』という声もありましたが、お見立て会で披露した歌唱力を知っていれば、納得できたのではないかと思います。

 

ただし、5期生の中でもあまりよくない話題が多く散見されたので、これからまだ何か出てくる可能性も…。

 

また、分からないものや未知なものというものは人を不安にさせることもあり、まだ何もわからない「中西アルノ」に対して不信感や不安感が出るのも納得できます。

 

いきなり加入したばかりのメンバーをセンターにするといった、とても攻めた行為は良くも悪くも影響が出た形となってしまいました。

 

この攻めた結果がどうなるのかは、今後のMVや日産スタジアムのライブ、次のシングルによっても大きく変わってくると感じました。

 

現時点(2022年2月)では、中西アルノについて分からないことが多く、あまりよくない話題もあるので、とりあえずは見守っていくしかないですね。

 

「Actually...」の曲調

ここで「Actually…」の曲調について考察していきたいと思います。

 

この楽曲はテンポが速めなEDM系の曲調となっています。

 

乃木坂で過去のEDM系の曲は「逃げ水」、「ポピパッパパー」があります。

 

しかし、これらと異なるのは洋楽的な要素を含み、テクノやアンビエントような曲調で、「儚いカッコよさ」というキーワードが当てはまると思います。

 

曲調だけに関しては欅坂っぽいと感じる部分あまりはなく、乃木坂46が11年目の新たな挑戦として、今までよりもカッコいい楽曲を表題曲にしたという印象を受けました。

 

しかし、全体的にちょっとした儚さとが欅坂っぽく感じた人がいるのかもしれません。

 

曲調だけで考えると乃木坂らしさはあり、新たな一面を見せてくれたという解釈でいいのではないでしょうか。

 

まだ46時間TVとラジオでしか音源は解禁されていませんが、ラジオ音源を聞いた限りでは、音圧が高く聞こえ、音作りがしっかりしてそうに感じたので早くCD音質で聞いたみたいと思いました。

 

 

歌詞

「Actually…」の歌詞

You know I need to find something, realbad…

微笑むその度に 無理していたって思い出す

青空 描くには(Not yet)

風が何色か 知るべきでしょう 足りないもの

Actually… Wow Wow わかっていない(何にも)

この世界の 美しさ そう(その醜さも)

Actually… Wow Wow 気づいていない(自分自身)

理想が邪魔して 真実を見失う

 

くしゃみが出てしまう

眩しい太陽 見上げると(Why?)

一番 隠したい(secret)

何か 目を逸らす 自然の摂理

知るべきことだ

Actually… Wow Wow 曖昧な…(何かが)

生きることのその意味を そう(難しくする)

Actually… Wow Wow YesとNoを(どっちでも)

どうせ未来は 1㎜も変わらない

嘘じゃない

I'm telling you the truth, no lies

見えてる現実は一部でしょう

表面的(協調性) 嫌ってるのは

誰でもなく自分(Wow)

 

Actually… Wow Wow わかっていない(何にも)

この世界の美しさ そう(儚さも)

Actually… Wow Wow 気づいていない(自分自身)

理想が邪魔して 真実を見失う

Wow Wow そう 実際は(思い違い)

そんな心配は 臆病な言い訳だ

 

この歌詞から考えられるのは過去の乃木坂楽曲と比べて、主人公のキャラクターが少し、ひねくれているのかなと感じました。

 

「どうせ」「そんな」という少しひねくれた言葉が歌詞にあり、最後までポジティブな歌詞が出てくることなく、楽曲の主人公がひねくれたまま曲が終わります。

 

『Route 246』の歌詞にも「どうせ」という歌詞が出てきますが、最後に「歩き出せばいい」や「誰でも変われるんだ」といったポジティブな内容になっています。

 

今までの乃木坂の楽曲では最後にポジティブな内容になることが多いので、この楽曲は少し違和感がありました。

 

この「ひねくれた」雰囲気が欅坂でいう「エキセントリック」のような「欅坂っぽさ」の要素の一つになるのではないかと思います。

 

一応、欅坂46の「エキセントリック」が分からない方はこちらから

 

 

歌割り

この楽曲の印象的な部分はやはり、初めの中西アルノのソロパートになると思います。

 

ここまで長いソロパートは今までの表題曲にはなく、中西アルノの歌唱力にフォーカスを当てた楽曲となっています。

 

これまでの乃木坂の特徴として、サビに入るまでは複数人(3,4人程度)のグループがひとフレーズずつ歌唱し、サビに入ると全員で歌唱するといった特徴があります。

 

分かりやすいのは前作の「君に叱られた」のAパートですね。

 

しかし、今回の楽曲のAパートでは中西アルノのソロパートが長いので、他のメンバーの歌唱がほとんどありません。

 

Bパートからはいつもの複数人のグループが交代しながら歌唱するスタイルになっています。

 

歌番組などでは必然的にショートバージョンになるので、前半を中西アルノが歌い、サビを全員で歌唱するといった形になると予想されます。

 

ここで欅坂と比較してみましょう。

 

センターの歌唱が長いことを考えると「黒い羊」が欅坂の中でセンターである平手友梨奈の歌唱部分が多いと感じます。

 

 

しかし、「黒い羊」のサビに入る前にはすでにほかのメンバーの歌唱が入っています。

 

あくまで平手友梨奈の歌唱がメインではありますが、今回の「Actually...」のようなセンターがサビまで単独の歌唱をするといったことはありませんでした。

 

歌割り、歌唱だけで考えると、欅坂よりも攻めたことをしていることがわかりますね。

 

炎上のパフォーマンス

今回の炎上で一番大きな問題とされているのが、振付・カメラワークです。

 

Aパートでは中西アルノのソロパートから始まるので、振付やカメラワークも中西アルノを中心として構成されています。

 

また、ダンスはコンテンポラリーダンスのような振付となっています。

 

カメラワークでは、初めに中西アルノが歩いてくる演出があり、その周りをほかのメンバーが囲んでいる状態からスタートします。

 

歌いだしでは、中西アルノだけがカメラに向き、ほかのメンバーはそれぞれ様々な方向を向きながらのダンスをしているといった状態です。

 

そして、中西アルノが移動するたびにほかのメンバーがその後ろをついていくといったパフォーマンスとなっています。

 

その後も中西アルノを中心としてほかのメンバーはバックダンサーのような印象が残る振付となっています。

 

特にテレ東音楽祭で披露されたカメラワークは特殊で、センターが移動すると同時にカメラもセンターを追い続けるといった特徴があります。

 

他の楽曲のパフォーマンスではセンターが後ろに下がったり、ほかのポジションへ移動しても、中央のカメラの位置は変わらず、ほかのメンバーが一時的にセンターポジションに立つことがあります。

 

そうすると誰かが一時的にセンターに立つので、少なからずフロントメンバーやセンター以外のメンバーがその時だけフォーメーションの中心になることがあります。

 

しかし、テレ東音楽祭で披露されたカメラワークではAパートのサビまでは中西アルノを追い続けているので、中西アルノ以外がカメラの中心に来ることはありませんでした。

 

カメラの中心にいるのはほとんど中西アルノ、山下美月齋藤飛鳥などのフロントメンバーは映るほどのカメラワークとなっており、そのほかのメンバーがまともに映るのはBパート以降となっています。

 

振付の全体としてはシナリオ仕立てのようになっており、中西アルノを中心としてほかのメンバーがその周りを移動しながら踊るといったパフォーマンスでした。

 

乃木坂の過去楽曲(卒業曲以外)ではサビの前に少なからず、センター以外の何人かがセンターポジションに立つ振付がほとんどです。

 

ただ、テレビやMV、ライブでのパフォーマンスはすべて異なるので一概に言えないのですが、少なからず現時点ではテレビのパフォーマンスの印象は「中西アルノ with  乃木坂46」といった感じです。

 

ここで欅坂と比べてみましょう。

 

欅坂でセンターに重きを置いた楽曲といえば「黒い羊」でしょうか。

 

MVでは、センターの平手友梨奈を中心として構成されていました。

 

しかし、音楽番組でのパフォーマンスでは平手友梨奈がセンターポジションからあまり動かない振付が多かったので、欅坂っぽいというのはあくまでMVのイメージであって、音楽番組のパフォーマンスになると、平手友梨奈以外の周りのメンバーもよく映っている印象でした。

 

欅坂より攻めてる説!?

様々な観点からの29thシングル「Actually...」が欅坂とどう似ているのかを考察してみたが、実際に比較してみると音楽番組に限り、欅坂より攻めたパフォーマンスをしていることが分かった。

 

ただ、センターが入ったばかりの5期生だったことやファンですら、どういう人柄なのかもわからない状態だったので、極端に中西アルノをフューチャーしたパフォーマンスになっている可能性もあります。

 

少なからず、現在の状態ではこの楽曲を批判するにはまだ情報がなさすぎると感じました。

 

また、この攻めた29枚目から30枚目のシングルをどうするのかで、今後の乃木坂が決まってくるのではないかとも思いました。

 

まとめ

欅坂っぽいといわれる原因として考察した結果では、歌詞・欅坂のMVの世界観がこの「Actually...」と似ているのかもしれないと考えました。

 

いかがだったでしょうか。

 

今回のシングルで乃木坂っぽさがあまりないと思う人の気持ちもよくわかります。

 

また、中西アルノについて少し良くない話も出てきているのでまだ様子見とったところでしょうか。

 

事実関係が今後どのようにして処理されるか、はたまた加入前の出来事は無視されるか…。

 

他のメンバーに悪い影響が出ないことを祈るばかりです。

 

ちなみに僕の推し(早川聖来)もあまり映っていなかったのですが、今後はどこにいるか探すことを楽しみにしたいです。